奈良県大和郡山市の市立郡山南小学校で、2〜3年生の学級担任を務める教諭の男女4人(20〜50歳代)が
2学期が始まった9月以降に一度も出勤していないことが、わかった。同僚とのトラブルが原因とみられ、
市教委は「学校の聞き取り調査の結果、4人へのいじめやパワハラなどは確認されていない」としている。

 市教委によると、8月下旬、4人から同小の鍵本光弘校長に「厳しい接し方をする教諭がいる」との訴えがあり、
名指しされた教諭5人から経緯を聞き取った。鍵本校長が話し合いの場を設けようとしたところ、
始業式があった9月2日、4人から「体調不良で3か月間の休養が必要」との診断書と一緒に休暇願が
郵送されてきたという。

 同小側が4人の自宅を訪問したが会えず、電話をかけても応答がなかった。9月中旬に鍵本校長が
手紙を送ると、「ご迷惑をおかけしている。体調が回復したら復帰したい」との返事が4人から届いた。
授業は教頭や市教委の職員らが代行。市教委や学校に保護者から「無責任だ」などの苦情が
寄せられているという。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20191007-OYT1T50203/