非核化などを巡る米朝実務協議で北朝鮮首席代表を務める金明吉巡回大使は7日、協議が続くかどうかは米側次第だと重ねて強調、
「米国がきちんと準備できないなら、どんなひどい出来事が起きるか分からない」と強くけん制した。

 金明吉氏はスウェーデンのストックホルムで5日に開かれた米朝実務協議に出席、6日に帰国の途に就いた。経由地の北京空港で記者団に対し、米側が実務協議で膠着打開に向けた代案を示せなかったと指摘、「とても腹立たしく考えている」と語った。

 米側が2週間後の再協議に意欲を示していることについては「2週間でできると思うか」と否定的な考えを示した。

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