(前略)
まだ日は浅いが、新事業の成否はゴールドマンを大きく左右する。同行の収入は2010年を下回っている。ゴールドマンの株価は、大型リテール事業を擁するライバル行より低い。
他行は予想のしやすさと低コストのリテール預金で投資家に人気だ。

 タルワー氏がソールズベリー氏にはなったジョークには、資金を燃焼させているマーカスと、その資金を生んでいるディールメーカーらとの間の緊張が表れている。
より包括的なゴールドマンというデービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)のビジョンに賛同する者でさえ、ボーナス減額(今年も減りそうだ)に依然顔をしかめている。長年のパートナーは次々に退職している。

https://jp.wsj.com/articles/SB12268957198964914247204585583331326808388