静岡県浜松市で置き石が相次ぎ、25日、40代の男が逮捕された事件で、犯行に使われたコンクリートブロックから
男と行動を共にしていた長男のものとみられるDNA型が検出されていたことがわかりました。

 往来妨害の疑いで26日、送検されたのは、浜松市内に住む無職の40代の男です。男は先月20日の
午前2時半ごろ、同居する中学1年生の義理の長男とともに、浜松市中区の道路上にコンクリートブロック2個を
置いた疑いが持たれています。警察の調べに対し、男は「やっていない」などと容疑を否認しています。

 捜査関係者によりますと、男は、長男とともに自転車で現場を訪れ、長男がコンクリートブロックを
置いていたとみられ、ブロックからは長男のものとみられるDNA型が検出されたということです。

 浜松市や湖西市では、去年10月以降、コンクリートブロックなどの障害物が道路上に置かれる事件が
20件以上相次ぎ、その現場近くでは不審火も相次ぎました。複数の現場付近の防犯カメラには、この親子が
自転車で通行する映像が残っていて、警察が関連についても慎重に調べています。
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3788589.html