車道にコンクリートの塊 親子で置き妨害 無職の男逮捕 浜松
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190925-00000025-mai-soci


静岡県警は25日、中学1年の長男(12)とともに浜松市の車道にコンクリートの塊を置いて車の通行を妨害したとして、県西部に住む40代の無職の男を往来妨害容疑で逮捕した。
浜松市や隣接する同県湖西市では、昨年8月から車道にコンクリートブロックなどが置かれる事件が二十数件相次いでおり、県警は関連を捜査する。

 逮捕容疑は、8月20日午前2時半ごろ、長男とともに浜松市中区城北1の市道に円筒状のコンクリート(高さ約15センチ、直径約25センチ)を2個置き、車の通行を妨害したとしている。
約20分後に女性が運転する乗用車がコンクリートに乗り上げたが、女性にけがはなかった。捜査関係者によると、男は容疑を否認しているという。

 一連の事件を捜査する中で、現場から自転車で立ち去る親子連れの目撃情報や防犯カメラの映像が複数確認され、男の関与が浮上した。長男については今後、児童相談所への通告を検討する。

 同市西区では4月に道路に直径約30センチの石が置かれ、乗り上げた車が土手から落ちて、前方部が川に転落する事故が起きた。一連の事件でけが人は確認されていない。