https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20190920-00000035-jnn-soci

東京・池袋で乗用車が暴走し12人が死傷した事故で、死亡した女性が、
およそ50メートル先の路上にまではね飛ばされていたことが新たにわかりました。
女性の夫が現場を訪れ、カメラの前で無念の思いを語りました。

この事故は今年4月、豊島区の池袋駅近くで、飯塚幸三元院長(88)が運転する乗用車が暴走し、
松永真菜さん(31)と娘の莉子ちゃん(3)が亡くなるなど、12人が死傷したものです。

警視庁の調べによりますと、乗用車のスピードは時速90キロを超えていたということですが、
その後の取材で、真菜さんが車にはねられ、およそ50メートル先の路上に叩きつけられて
いたことが新たにわかりました。

「莉子は、ほぼその場(で亡くなり)、真菜は信号をはさんで、あっちまで吹き飛ばされた。
(真菜が)空中で意識があったとしたら、頭の中は、莉子の事で、莉子が無事かと思って
いたんじゃないかと思うと」(松永真菜さんの夫)

夫の松永さんらが集めている飯塚元院長への厳罰を求める署名は30万人を超えていて、
20日午後、東京地検に提出される予定です。