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千葉県の停電 4500戸に(午前9時半)
2019年9月21日 10時11分

台風15号の影響による千葉県内の停電はようやく1万戸を下回り、およそ4500戸となっています。
ただ南房総市ではおよそ1300戸が停電しているなど、10の自治体では依然として停電が続いており、早期の復旧が求められます。

東京電力によりますと、千葉県内の停電戸数は21日午前8時半の時点でおよそ4500戸となっています。

▽南房総市が1300戸、
▽市原市、君津市、鋸南町ががそれぞれ800戸、
▽鴨川市が400戸、
▽富津市が300戸、
▽八街市が200戸で、
▽木更津市、袖ケ浦市、茂原市でも停電しているところがあります。

一方、21日になって山武市と長柄町、横芝光町ではおおむね復旧し、千葉県内の停電戸数はピーク時のおよそ64万戸から大幅に減りました。

東京電力は、停電が続く地域での復旧作業を急いでいますが、千葉県では、大型の台風17号の影響で、
風や雨がやや強まるおそれがあり天候によっては安全を確保するために作業を一時中断することもありうるとしています。

東京電力は山沿いを中心に、倒木の撤去や電線などの設備の修復に時間がかかると見込まれる地域では、今月27日までの復旧を目指して作業を行う方針です。

東京電力によりますと、高圧の電線工事が終わって送電が確認され、地区の停電が復旧したと判断しても、
低圧線や住宅への引き込み線が損傷している場合は停電の状態が続くことがあるということです。

このため東京電力は地域の巡回を増やして住宅への引き込み線の被害を点検するなどの対応を強化しています。

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