ラグビーというのはな、プライドを賭けたキングオブスポーツなんだよ
サッカーのように、見えないようにシャツを引っ張れとか痛い痛いと大袈裟に演技しろとか、クズのやるスポーツじゃないの
アメフトのような、ヘルメット被ってプロテクター付けて、攻守の専門家が集まってやるスポーツじゃないの
ラグビーは、生身の個人がどんな状況でも、常に自分ができる最良の行動は何だろうと考え、瞬時に行うスポーツなの
日本の選手は、大抵昼間は普通に会社で働き、退社後に自主的に練習をしている

以前w杯の時、今回のジャパンは過去最強だと期待したら、オールブラックスに145点取られて負けて、この悔しさたるや第二次世界大戦の時のB-29空襲で、日本の戦闘機があの高さまで飛べない、高射砲も届かない、やられるのをただ見ているしかない。
3人でタックルしても止められない。人数かかって、サイドで人が足りない。試合前、気合い入れるのに「お前ら、この試合で死ねるけ?」と死ぬ覚悟を求めていた、金にもならないのに

そこで今回だ。ルールが変わって、外人でも日本のために一肌脱ごうと思う奴をチームに入れてもエエでとなり、前回監督のエディさんが人脈で集めてくれた嘘のような人材を基本に、何とか体力的に世界で戦える体制になってきた。
あの、誇りだけのために人生の全てを投げうっている奴等の、キングオブスポーツの世界頂点への挑戦を、何処まで近づけるんだという挑戦を、期待を持って見られる時代になったんだよ。いい奴ばかりで、嬉しいじゃねえか