赤松氏は、東国原知事に対し、「来週中に終わるように、1日に1万頭殺処分を目標にしてください」と要求し、
東国原氏は「天候や人員、埋却地の確保など条件があり、簡単にいかない」と返しています。現場の状況を何にも
把握しないで、収束を焦って怒鳴り散らす一番悪いパターンだと思います。

また、山田氏は 「宮崎県は口蹄疫の危機意識があまりにもなさすぎる。認識の甘さが被害拡大を招いた。
特例は認められない。」と全てを宮崎県のせいにするような批判をしたのに対し、東国原知事は、
「口蹄疫は国家的危機管理の問題であり、地方の責任だという国家がどこにあるのだろうか?口蹄疫が宮崎県に
抑えられただけでも奇跡に近く、ここまで口蹄疫の感染を抑えた宮崎県民もとい隣県等の多大なる関係者に
失礼ではないか?」と返しています。

赤松氏は、5月31日の衆院農林水産委員会で、「結果としてこれだけ広がったことに対しては、申し訳ない気持ちでいっぱいだ」と形式上の謝罪をしましたが、最後まで他人事、宮崎県のせいを貫き通したと感じています。