豚コレラワクチン論議、大事な部分が抜かれてるな。

「ワクチン投与した豚は種を残せないので、殺処分となる」

理由は、あくまでワクチンはウイルスの発症を抑え込むだけでウイルスは殺せず豚の体内に残る。故に種を残すのは大きなリスクとなるので殺処分となる。
前のレスで書いてあったけど、さらにワクチンは多大な費用が掛かるのと、ワクチン投与時点で非清浄国認定になるのと合わさって同じ殺処分をするくらいなら投与しない選択をする業者が多いのは容易に想像できる。

結局根絶できず時間切れで非清浄国認定された事。
もはや個別の費用だけでなく国内畜産の危機であると団体が認識して、ワクチン投与を訴えるほうにシフトした事。
最後は内閣改造で、宮崎県の口蹄疫で苦労した江藤拓が農相に就いた早々ワクチン投与を決定した事。
ピースが合わさって今の判断になったのかなと個人的に認識している。

で、このスレテーマは民主党口蹄疫対応は正しかったかどうかについてだけど、これは選挙結果と今の民主党勢力はどうなっているかで答えは出てますねと済んでしまう話かなぁと。いずれにしても口蹄疫と今の豚コレラ対応の状況は全く違うのは知って欲しいですわ。