韓国大統領府は、ムン・ジェイン(文在寅)大統領が国連総会に出席するため、今月22日からアメリカを
訪問すると発表しました。予定されるトランプ大統領との首脳会談では北朝鮮への対応などについて
協議するものとみられ、日本との関係についても意見が交わされるのか注目されます。

韓国大統領府は13日、ムン・ジェイン大統領が国連総会に出席するため、今月22日から26日まで3泊5日の
日程でアメリカのニューヨークを訪問すると発表しました。

24日には国連総会の場で演説を行います。

また、具体的な日程は調整中だとしていますが、アメリカのトランプ大統領と首脳会談を行う予定であると
明らかにしました。

トランプ大統領は北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長と年内に再び会談を行いたい考えを
示しているほか、北朝鮮側もアメリカとの実務協議を今月下旬にも再開することに意欲をみせており、
北朝鮮への対応をめぐっても協議するものとみられます。

また、アメリカは韓国に対して日本との軍事情報包括保護協定=「GSOMIA」の継続を求めていただけに、
日本との関係をめぐっても意見が交わされるのか注目されます。

このほかムン大統領は、国連のグテーレス事務総長のほか主要な国と2国間の首脳会談に臨むとしていますが、
大統領府の報道官は「どの国と行うのか、現段階で話せることはない」と説明しています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190913/k10012080431000.html