なんの実績があるというのか?

それにしても一番の疑問は、大学を卒業していないのに、なぜ、大学院に入れるのかということ。

「一般的には大学院は大学を卒業していなければ入れません。
でも、社会実務や研究などで実績があれば、大学を卒業していなくても入学することは可能です。
ただし、それはまれです。慶応はAO入試の草分け。
教授推薦や特例入学など、いくらでも名目はある。
淳は例外中の例外中の例外でしょう」(大学教員)

過去に野球評論家の桑田真澄氏が、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科修士課程に入学。大きな話題となった。

「桑田氏は超一流の投手でした。しかもスポーツ関係の大学院に入学。それこそ実績で入ったわけです。
桑田氏と淳を比べたら玉と瓦。淳に何の実績があるのか疑問です。
淳の入った研究科は学費が高いので有名。
宣伝と大学で通信課程の学費を払っているので温情入学≠ナしょうか」(同・教員)

淳は「学歴コンプ(レックス)ではない」と否定しているが、

「コンプ以外の何ものでもないでしょう。
だいたい通信ですから大学の試験も受けていない上に、卒業もしていない。
それで大学院というのは飛躍し過ぎ。
仮に卒業できても、大学は通信中退で、大学院卒なんてマトモな発想とは思えない。
淳は近く国政に打って出るといわれ大学院中退≠ニなれば、肩書は大卒より上。
本当に勉強したいなら、通信でもコツコツやって卒業するはずです」(同)

何はともあれ、新たなチャレンジは人に感動を与えるもの。途中で投げ出さずにガンバってほしいものだ。