菅義偉官房長官は5日の記者会見で、日韓関係について「非常に厳しい状況が続いている。これはひとえに
韓国側から否定的な動きが相次いだことによるものであり、残念だ」と述べ、悪化の原因はもっぱら韓国政府に
あるとの認識を示した。

 菅長官は否定的な動きの例として、元徴用工訴訟での韓国最高裁判決、日韓慰安婦合意に基づく財団の
一方的解散、日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄通告を挙げた。その上で「引き続き韓国側に
賢明な対応を強く求めていく」と語った。日本政府による対韓輸出管理の厳格化措置には言及しなかった。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019090500623&;g=pol