玉川徹氏、韓国文在寅大統領の日本批判に「合意の意味がなくなっちゃう。破棄するなら破棄すべき」

 30日放送のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜・前8時)で
韓国の文在寅大統領が29日に日本政府が輸出管理で優遇措置を取る「ホワイト国」
から韓国を除外したことを受け、日本政府を批判したことを特集した。

 文氏は「どんな理由で弁明しようが、日本が歴史問題を経済問題に絡めたことは
間違いない」と述べ、さらに徴用工問題について日本政府が1965年の日韓請求権
協定で解決済みだとの立場であることを念頭に「一度反省を口にしたから終わったとか、
一度合意したから全て過ぎ去ったと終わらせることができる問題ではない」と述べた。

 この発言にコメンテーターで同局の玉川徹氏は「一度合意したからといってという
ことを言い出すと合意の意味がなくなっちゃうわけです。約束というのは、守られる
信頼があるから約束をするんであって」と指摘した。さらに「これ請求権協定のことだ
と思うんですけど、過去の政府はもしかしたら正当な政府じゃないと思っているかも
しれないけど、だったらそういう風にちゃんと言うべきであって、合意を破棄するなら
破棄すべきだと思う、今の世論にもとづいて。でもそれをやらないわけでしょ」と疑問を
投げかけていた。
https://hochi.news/articles/20190830-OHT1T50076.html