【ソウル時事】韓国国防省は29日、2020年度予算案を発表した。前年度比7.4%増の約50兆1500億ウォン
(約4兆3700億円)で、初めて50兆ウォンを突破した。「自主国防」を掲げる文在寅政権が17年5月に
発足して以降、国防費は急速に拡大。新型短距離弾道ミサイルなどを相次いで発射する北朝鮮に対し、
「弱腰」との批判が上がるのを避ける狙いもあるとみられる。

 国防省報道官は29日の記者会見で、「全方位の安全保障の脅威に備え、先端兵器を確保することに
重点を置いた」と説明した。
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