ニューヨークタイムズ
韓国が日本との情報共有協定(GSOMIA)を破棄すると発表、日韓の緊張増す
- 一部抜粋 -
「GSOMIAの終わりはトランプ政権が北東アジアの3者提携主義の強固な基盤を構築するために必要なリソースを投じてこなかったという事実を告発するものである」
アメリカのシンクタンク『米国科学者連盟』のアンキット・パンダ氏はこう述べた。
- 省略 -
実際には今回の韓国の決定は日本よりも韓国自身を傷つけることになりかねない。
日本は現在、北朝鮮の監視用に調整済みの衛星を韓国よりも多く有しており、また北朝鮮による潜水艦の動きを追跡する能力においても韓国よりも優れた能力を有している。
「韓国はつまるところ、自らを困難にたたせるような愚かしい行動を取ってしまった」
米国のシンクタンク『ランド研究所』のアナリストであるジェフェリー・V・ホーナング氏こうは述べる。
「彼らはここにきて自傷行為を始めた。そして今回の決定は純粋に政治的な動きによって下された」
ホーナング氏はこう付け加えた。
もし韓国国民が日本との長引く緊張関係に嫌気がさした場合、米国との同盟関係への影響を心配し始めた場合、
今回の措置でムン大統領が得た政治的利益、ナショナリストの感情に迎合することで得たあらゆる政治的利益は短命に終わる可能性があると
韓国の政府系研究機関『統一研究院』の元院長のチョン・ソンフン氏は指摘する。
「これは米国にとってポジティブなシグナルではない。米国は韓国/日本/米国が緊密に協力することで中国の台頭を阻止する戦略に力を入れてきた。
そして今回の韓国の動きは米国からするとその枠組みの柱を揺るがす行為に他ならない」
チョン・ソンフン氏はこう述べた。
「長期的には、米国の一部の人々から韓国が自分たちの側にいるのか、それとも中国の側にいるのかとの疑問がでてくるだろう」

https://kaikore.blogspot.com/2019/08/south-korea-scrap-military-intelligence-sharing-agreement-with-japan.html