飛鳥時代の女帝、持統天皇の生涯を、漫画家、里中満智子さんの作品に沿って紹介する展覧会が、明日香村で開かれています。

これは、明日香村の奈良県立万葉文化館で開かれているもので、飛鳥時代の女帝、持統天皇の生涯を、
漫画家、里中満智子さんの作品「天上の虹」のストーリーに沿って紹介するものです。
このなかでは、里中さんの作品のうち、壬申の乱の後から持統天皇が即位するまでの期間を描いたおよそ160点の原稿が紹介されています。
また、里中さんの作品の構想のもととなった日本書紀など考古学資料も展示されています。
大阪・枚方から来た70代の女性は「歴史を漫画にするのはすごいと思います」と話していました。
県立万葉文化館の西田彩乃学芸員は「漫画を構想するもととなった資料も展示していて、歴史ファンでもそうでない人も楽しめるので、
家族で訪れてほしいです」と話していました。
この特別展は、来月23日まで開かれています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/20190822/2050002880.html