北京時間7月11日、遼寧省瀋陽で行われた2019年全国陸上競技選手権が閉幕した。夜の女子4×400mリレー決勝では、湖南省チームが楽々優勝。2位を3秒近くリードした。

しかし湖南省チームが表彰台に立った時、観衆は驚きを禁じ得なかった。
この女子リレーチームにはどうして男が2人も混ざっているんだ?多くの陸上ファンもこれは”中国版のセメンヤじゃないのか?”と思った。

一番左の廖孟雪は、1995年6月生まれの24歳で、湖南師範大学の学生だ。彼女の100mのベストは11秒87で、200mのベストは23秒89、400mのベストは53秒06だ。

https://chinesestyle.up.seesaa.net/image/190712002.jpg
右から2人目の23歳の童曾歓は、現在中国の女子400mの主力だ。彼女の200mのベストは23秒65で、400mのベストは52秒62である。
女子400mの2019年ドーハ世界陸上選手権の派遣ラインは51秒80で、来年の東京オリンピックの派遣ラインは51秒35ぐらいに達するだろう。

今年4月の横浜世界リレー選手権で、彼女たちは中国代表チームとして4×400mリレーに参加し、3分31秒01のタイムで予選13位に終わり、決勝進出はならなかった。
しかしこの成績は、2019年シーズンのこの種目のアジアベスト記録である。

https://chinesestyle.up.seesaa.net/image/190712003.jpg

http://chinesestyle.seesaa.net/article/467878031.html