枝野氏は、これまでのように抵抗路線で押し通せるのか。参院選では改選議席を倍近くに増やしたものの
各地で候補者を落とし、予想された20議席には届かなかった。比例代表の得票総数も得票率も
17年衆院選を下回った。野党陣営で脚光を浴びるのは今や、比例代表で99万もの個人票を獲得した
「れいわ新選組」の山本太郎代表だ。

 社会的弱者に徹底的に寄り添い、格差解消を前面にSNSの拡散力を駆使して戦う手法は、政治に
無関心だった若年層の掘り起こしに成功した。山本氏は、次期衆院選には100人を擁立すると意気込む。
手法はさらに斬新になるだろう。来年の最大の政治決戦は都知事選だが、自民党関係者は
「山本氏が出馬すると大変だ」と早くも警戒心を隠さない。
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