2019年7月20日に行われた宮迫博之さんと田村亮さんの会見を受けて、吉本興業の岡本社長が
2019年7月22日の14時から5時間半にも及ぶ会見が行われた。

会見では全てが語られスッキリするものだと思われたが腑に落ちない内容の会見に芸能人や
関係者から不満が続出している。

その中で記者が「テープは撮ってないだろうな」と岡本社長が宮迫博之さんと田村亮さんに対して言った発言に対して、
岡本社長は「彼らに冗談で言ったんです。そもそも金銭授受が無かったというが会社としては全力でやりながら、
どこかでお互いに不信感がありながらそういう冗談と言いますか、和ませるといいますか、なんていうんですか……」と
いいわけがましく「テープは撮ってないだろうな」を冗談だったと否定した。

しかしこの冗談だという発言には嘘の可能性が生じている。この発言が出たのは6月24日の朝に1回目のフライデーに
出た4名と2回目に出た7名で謹慎を発表するに当たって、リリースを見て貰う際に別々で打ち合わせを進めて居たところ
1回目の打ち合わせが進まず、岡本社長が部屋に入り、またその場に居た弁護士や吉本社員を部屋から出し
「テープ撮ってないだろうな」と発言したという。

ここで問題なのが、冗談なら何故宮迫さんと田村亮さん以外の人を部屋から出す必要があったのかということだ。

会見全体を通してもその場逃れの回答ばかりで、「辞任はしない」「在京在阪キー局は株主だからは時間帯の問題」などの
発言や、吉本興業が2014年に反社会的勢力から間接的に金銭を受け取っていたことについては「事実では無い」と
否定しながらもパネルを出し、スポンサーである反社会的勢力から主催者を通して吉本興業にお金が流れていたことを認めた。

会見が5時間半にも及んだのも記者が聞き出したいことに対して答えず有耶無耶な回答ばかりで、
同じ質問が飛び交っていたのが理由の1つである。

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