>>175
今は日銀という大きな買い手がいるおかげで信用が保たれているから金利も低い状態を保っているが、
かつては個人や企業が国債を買っていた時代があった。その後、個人がそれ以上買わなくなり、都市銀行などが国債を買い始めた。
銀行も余るくらい買ってしまうとその後は買い手がいなくなってしまった。そこで入札不調が発生するようになった。
要は国債が売れなくなった。そこで、それまで買わなかった日銀が出てきたが、へたに信用があるおかげでいくら買っても
金利が上がらなくなった。しかし日銀の国債引き受けは無限ではない。だから日銀が国債をこれ以上引き受けないと言ったら
その瞬間に金利は大きく上がる。