徴用工問題や輸出規制問題で日韓関係が悪化するなか、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率が上昇しています。日本に対する強硬な姿勢が評価されたものとみられます。

 世論調査会社「韓国ギャラップ」が今月16日から18日にかけて実施した調査によりますと、文在寅大統領の支持率は先週より3ポイント高い48%で、不支持の44%を上回りました。

 「支持する」と答えた人に理由を聞いたところ、「外交をうまくやっている」との回答が24%と最も多く、徴用工問題や輸出規制問題などをめぐって、日本に強硬な姿勢で臨む文大統領の外交姿勢が一定の評価を得たものとみられます。

 一方、「支持しない」と答えた人の理由のうち最も多かったのは、「経済と暮らしの問題の解決不足」が36%で、文在寅政権の経済政策に対する韓国市民の不満が高まっていることを示す結果となりました。(19日14:40)

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