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ビザなし交流で日本語習得を目的とした四島在住ロシア人19人が16日、四島交流専用船「えとぴりか」(1124トン)で根室港に到着した。
一行は8月13日まで札幌市に滞在して日本語を学び、15日に島へ戻る。

一行は国後島古釜布に暮らす地方公務員のガリーナ・モストフシコヴァさんを団長に、国後8人、色丹5人、択捉6人の計19人。
北方四島交流北海道推進委員会が実施主体となって受け入れ、18日から札幌市の日本語学校(IAY)へ通う。

 約1カ月の滞在中、平日は日本語を学び、土曜日は小樽商科大学の視察や文化体験、札幌市民との交流で相互理解を深めるほか、8月10日には北方四島交流スピーチコンテストに参加する。
13日には市内に戻り、14日に根室高校生や市民と交流する。

 参加するのは3回目だという択捉島のエカチェリーナ・ジェメンコさん(20)は、
「少しずつ覚えてきた。今年も効果的に日本語を学びたい」と意欲を示していた。

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