新海誠監督が19日、午前0時から東京・TOHOシネマズ新宿で行われた自身の最新作『天気の子』の世界最速上映を一般客とともに鑑賞。上映後、本人たっての希望で急きょ舞台あいさつを行い
観客への感謝を伝えるとともに、18日にアニメーション制作会社・京都アニメーションで発生した火災で犠牲になった方々を追悼した。
わずか4分ほどの舞台あいさつの中で、最後に新海監督は京都アニメーションで起きた火災で33人ものスタッフが亡くなったことについて言及。
「僕らの業界は、一枚でもいい絵を描きたい、少しでもお客さんに楽しんでもらいたい、という気持ちでひたすら絵を描いて、アニメーションを作るのが仕事です。
ご冥福をお祈りするしかないんですが、映画を楽しんでいただきたい、そのためにアニメを作っている仲間だと思っています。皆さんに届くようなものをこれからも作っていきたいですし
京都アニメーションの新しい作品も観たいですし、ひるむことなく作品を作ることができれば、幸せなのかな、そうすべきなのかなと思っています」と、思いを伝えた。

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