橋を渡って通勤…お堀の中に県庁 やゆされても「象徴」

JR福井駅の西口からまっすぐ北西に延びる道を3分ほど歩くと、石垣とお堀が見えてくる。内側には11階建て、高さ45メートルの福井県庁と6階建ての県警本部の庁舎。
石垣と堀に囲まれた「威容」がネット上でやゆされているが、城址(じょうし)には福井の歴史が刻まれ、周辺は桜の名所でもある。

城址に県庁が移ってきたのは1923(大正12)年。1981年に今の庁舎に建て替わった。
県庁と県警本部のほかに県議会議事堂もあり、平日の朝は多くの公務員たちが正面の「御本城(ごほんじょう)橋」を渡って職場に向かう。

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