【ソウル=岡部雄二郎】韓国外交省報道官は2日の記者会見で、日本政府が韓国に対する半導体素材の輸出規制強化を決めたことについて、
「両国関係に否定的影響を及ぼすという点で深刻な懸念を表明し、措置の撤回を求める」と語った。

 報道官はその上で、徴用工問題の解決策として外交省が6月に表明した和解案を「真剣に検討するよう引き続き日本側に求めていく」と述べた。
韓国政府は今後、世界貿易機関(WTO)への提訴などを通じて輸出規制強化の撤回を求めるとともに、外交当局間の協議で和解案の受け入れを日本側に迫っていく方針だ。

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