ハンバーガーやピザなど脂肪分の多い欧米型の食品ばかり食べている男性は、魚や野菜を中心とする健康的な食生活をしている男性に比べて、
精子の数が平均で2560万個少ないという調査結果を、米ハーバード大学の研究チームがこのほど発表した。

1ミリリットル当たりの精子の数が1500万個を下回る男性、または1回の射精に含まれる量が3900万個に満たない男性は精子が少ないと診断される。
男性の精子が少なければ、パートナーの不妊の原因になることもある。

今回の研究は、オーストリアのウィーンでこのほど開かれた欧州生殖・胎生学会の年次総会で発表された。
「欧米諸国ではこの数十年間で、精子の数が減り続けている」と研究チームは指摘する。
北米と欧州、オーストラリア、ニュージーランドの男性の精子の数は、2011年までの40年の間に59%減ったという報告もある。
(以下略)

https://www.cnn.co.jp/fringe/35139283.html