マツダは6月27日、『ロードスター』(ND型)のアンダーカバーに不具合があるとして国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは2015年5月26日〜7月6日に製造された1231台。
アンダーカバーにおいて、ブラケットとの接合治具の管理が不適切なため、接合強度が不足しているものがある。
そのため、走行中の大きな振動や融雪剤による腐食で接合部が剥がれて異音が発生し、最悪の場合、ブラケットが脱落して他の交通の妨げとなるおそれがある。
改善措置として、全車両、アンダーカバーを良品と交換する。
https://response.jp/article/2019/06/28/323896.html
日産自動車は6月27日、電気装置(電源分配器)の不具合で「セレナ」「キューブ」など7車種49万1345台のリコールを国土交通省に届け出た。対象車の製作期間は2008年11月6日〜2018年9月3日。
対象モデルは「セレナ」「キューブ」「NV200 バネット」「NV200」のほか、スズキにOEM供給している「ランディ」、
三菱自動車工業にOEM供給している「デリカバン」「デリカD:3」。
不具合は、エンジンルーム内にある電源分配器の基板において、製造設備の管理が不適切なため、
不要な半田が付着した状態で防湿材がコーティングされたものがあり、使用過程でコーティングに亀裂が発生することがある。
そのため、高湿環境下で電極間の微細な導通が発生し、電極成分が移動して短絡回路が形成されると、短絡電流の発熱で車両火災に至るおそれがある。
これまでの不具合件数は4件で、火災4件が発生している。この不具合に対する改善措置として、全車両で電源分配器を確認し、対象の部品だった場合は対策品と交換する。
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1193055.html