マレーシア・スレンバン(CNN) マレーシアの工業団地の舗道上に、手錠を掛けられた労働者や工場主数十人が並んで座っている。

彼らは、マレーシア政府が行った無許可プラスチックリサイクル業者に対する強制捜索中に拘束された。マレーシアは今、
拡大を続ける違法なリサイクル業界の抑制に取り組んでいる。

マレーシアのヨー・ビーイン・エネルギー・技術・科学・環境・気候変動相は、
「彼らは(リサイクル業の)許可を得ておらず、しかも環境を汚染しているので、環境基準法違反だ」と語る。

マレーシアでは、中国が昨年プラスチックごみの輸入を禁止したのに便乗してもうけようとする無許可リサイクル業者の取り締まりを行っている。
2018年7月以来、当局は少なくとも148の無許可プラスチックリサイクル工場を閉鎖したが、これまでに告発した容疑者はごくわずかだ。  

ごみの大半は米国など、マレーシア以外の国々から持ち込まれたものだ。
ヨー氏は、富裕国はマレーシアをごみ捨て場として利用しないで欲しいと怒りをあらわにする。






欧米のプラスチックごみ、中国に次いでマレーシアも輸入禁止 次なる輸出先は?
https://www.cnn.co.jp/world/35138325.html