ファーウェイ「独自OS連合」にテンセントも、中国紙が報道
https://forbesjapan.com/articles/detail/27805/1/1/1

中国のファーウェイの独自のOSが、グーグルのアンドロイドが支配してきた中国市場にくさびを打ち込むかもしれない。

中国の政府系メディアとして知られる「環球時報(Global Times)」の英語版は6月11日、
「関係筋から得た情報によると、ファーウェイは同社のOSのHongMeng(鴻蒙)の集中テストを
中国の大手IT企業らと実施中で、今後の数カ月でリリースする見込みだ」と伝えた。

メディアの特性から考えて、この報道は中国政府の意図を汲んだものと考えられる。
しかし、仮にファーウェイと中国のテック企業が結託し、アンドロイドに置き換わるOSを送り出したなら、
世界のスマホのOS市場に分裂が起こることになる。

環球時報はファーウェイに協力する企業としてテンセントやシャオミ、OPPOやVIVOらの名前をあげ、
「中国の大手通信キャリアに近い匿名筋の情報」として大手通信キャリアも、
ファーウェイ製OSのリリースを後押ししていると報じている。