地元の有明海に親しんでもらおうと、子どもたちが干潟で泥にまみれて遊ぶ「泥遊び」が、鹿島市の小学校で行われました。

鹿島市の七浦小学校では、地元の有明海に広がる干潟に親しんでもらおうと、毎年、全ての児童が参加して干潟での運動会を開いています。

ことしも今月30日に運動会が行われるのを前に、1年生と2年生合わせて41人が干潟で泥遊びに挑戦しました。

児童たちは「よーい、スタート」のかけ声とともに、潮の引いた干潟に入ると、ムツゴロウのように四つんばいになって前に進みました。

そして、「頑張れ」という大きな声援を受け、干潟に足を取られ全身泥まみれになりながら、手で泥を必死にかき分けていました。

中には干潟で遊ぶのは初めてという児童もいて最初は戸惑った様子でしたが、しだいに慣れていき、歓声を上げながら泥の感触を楽しんでいました。

1年生の女子児童は「泥の中はぬるぬるして気持ち悪かったけれど、泥遊びをして楽しかったです。小さなカニを見つけました」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/20190612/5080003138.html