「バカ」「ハゲ」書き込んだのは妻だった−。投稿動画への中傷が妻の仕業だったと知り、激高して自宅に監禁、暴行したとして、逮捕監禁と傷害の罪に問われたユーチューバーの男に、
大分地裁(有賀貞博裁判官)は6日、懲役2年(求刑懲役3年)の判決を言い渡した。

 検察側冒頭陳述などによると、大分市の自営業、鹿取亮真被告(44)は、動画投稿サイト「ユーチューブ」に大分県内の飲食店や観光地を紹介する動画を投稿し、収入を得ていた。

 動画に誹謗中傷のコメントが半年以上続いて不審に思っていたところ、妻が知人に「同じような書き込みをしてほしい」と依頼したことをきっかけに、妻の仕業だったと判明した。

 起訴状によると、3月、大分市の自宅アパートで、30代の妻の手首と足首を粘着テープなどで縛って監禁。顔を蹴ったり殴ったりして重傷を負わせたとしている。

https://www.sankei.com/smp/affairs/news/190606/afr1906060011-s1.html