大統領の夕食は和牛ステーキ 東京・六本木で炉端焼き

訪日中のトランプ米大統領と安倍晋三首相は26日、大相撲観戦後、両夫人とともに大統領専用車で東京・六本木の炉端焼き店に移り、夕食をとった。

非公式夕食会の冒頭で、トランプ氏は「素晴らしい時間を過ごせて大変感謝している。首相と私は今日、貿易や軍事などさまざまなことについて話した。
とても有意義な日だった。明日も非常に有意義な日になるだろう」と述べた。

 首相は「令和時代の初めての国賓として、トランプ大統領とメラニア夫人に来日して抱き、大変うれしく思う。
トランプ大統領はディールと同じように大変タフなゴルファーでもあり、我々は大変楽しむことができた。
炉端焼きでゆっくりリラックスしながら、さまざまなことについて議論を行いたい」と話した。

 両首脳はコの字型のカウンター席に、角を挟むように座り、両夫人を交えて食事した。
1時間余りともに過ごし、じゃがバターや若鶏の串焼き、ブロッコリーとニンジンが添えられた和牛ステーキなどを楽しんだという。

 トランプ氏は午後7時半ごろ、専用車で居酒屋を出て、宿泊先の千代田区のホテルに戻った。

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