<陸前高田市>空き地バンク利用者に商品券 固定資産税相当額 年20万円上限に5年間

岩手県陸前高田市は20日、市の土地利活用促進バンク制度で土地を購入・賃借した個人や法人に固定資産税相当額を地域商品券で
支給すると発表した。東日本大震災の土地区画整理事業で生じた空き地の解消を図る。
市内外からの転居や、店舗、事業所の新規進出を想定する。2年以内に住宅や店舗を整備すると、年20万円を上限に5年間、
市内で利用できる商品券を支給する。
市によると、バンクに登録している地権者は、3月末現在で高田地区231人、今泉地区147人。既に両地区で各1件の土地利用が決まった。
2018年調査では、両地区のかさ上げ地53.8ヘクタールのうち、利用予定のない土地が全体の66%に上っている。

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201905/20190521_31031.html