10歳少女の遺体発見、強姦・酸攻撃か 警察の対応に批判 パキスタン
https://www.cnn.co.jp/world/35137461.html
パキスタンで10歳の少女が殺害される事件があり、警察や当局の対応に批判が集まっている。
父親はCNNの取材に、少女が強姦(ごうかん)され酸をかけられたと訴えた。

ファリシュタ・モフマンドちゃんの遺体は、首都イスラマバードにある自宅近くの雑木林で見つかった。
父親はファリシュタちゃんが姿を消した夜に通報したが、21日の警察の発表によると、
警官が行方不明届けを処理したのは4日後のことだった。
通報の際には、誰かと家出したのではないかと言われたという。

父親はCNNに対し、遺体には強姦や虐待の痕があったと証言。
「遺体はひどい状態だった。何者かが酸をかけたようだった」と話した。

パキスタンでは子どもや女性への暴力が広がっており、ファリシュタちゃんの死を受けて議論が噴出した。
その多くは警察の対応の遅れを、根強い性差別の証しとして批判する内容だ。

ツイッターでは今週、「ファリシュタ・モフマンド」「ファリシュタに正義を」という
ハッシュタグがトレンド入りした。ユーザーの多くは警察の対応責任者の辞任を求めている。

シャー内相は21日、事件への調査を指示。警察監察総監は、父親が行方不明を届け出た町の警官を停職処分にした。
21日夕には主犯格とみられる14歳の親族ら3人の逮捕を発表した。

パキスタン東部パンジャブ州では2018年、7歳少女の遺体がごみ捨て場で見つかる事件も起きており、
同国の人権団体HRCPは今回の事件との類似性を指摘している。


別ソースによると
・遺体は野性動物に一部食われていた
・15日行方不明、当日夜から警察に相談するが警察は「駆け落ちだろ」と侮辱
・警察が処理したのは19日、遺体発見は20日
・国会議長が犯人逮捕を確約し抗議者との交渉に乗り出す