北方領土をめぐる「戦争発言」について、24日に国会で説明するよう求められていた丸山穂高衆院議員が「今後2か月間の休養が必要」などとして、衆議院の聴取を欠席しました。

 衆議院の議院運営委員会では、丸山議員の発言について、「国会の権威をおとしめる発言」だとして、丸山議員本人から事情を聞く必要があると判断し、24日の理事会で説明するよう求めていました。しかし、関係者によりますと、丸山議員は適応障害のため「今後2か月間の休養が必要」とする診断書を提出し、理事会を欠席しました。

 「2か月、本人の話を聞けないとすると、明らかに会期をこえている。場合によっては、参議院選挙まで終わっている」(立憲民主党 手塚仁雄 議運筆頭理事)

 議院運営委員会は、丸山議員がこのまま欠席を続けた場合、同行した政府職員から事情を聴くことを検討しているほか、議員の資格を失う「除名」や「登院停止」などの処分について話し合う懲罰委員会を開くかどうかなど、今後の対応を改めて協議する方針です。(24日17:49)
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20190524-00000051-jnn-pol