イギリスのテリーザ・メイ首相は24日、首相官邸前で記者団を前に、声を震わせながら
「生涯、光栄と思い続けるだろうこの職を、私はもうすぐ去る」と話した。

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/56512

テリーザ・メイの演説(以下は書き起こし)

私は3年前と同じように確信しています。
民主主義において人々が決定したことを実行する義務があることを。
私はその決定のために最善を尽くしてきました。

私は、私たちの去るべき戸と、その後の関係について交渉してきました。
仕事、安全、そして私たちの結束を守るために、私たちの最も身近な隣人たちと。

私は議会に、その交渉を後押ししてくれるよう説得するため、出来ることはすべてやりました。
残念ながら、3回試しても、私には成し遂げることができませんでした。

新しい首相がこの後の努力を主導することが、我が国にとって最大の利益であることは明らかです。

この国は連合です。
4つの国が集まっているだけではなく、国民全員による連合です。

出自も、肌の色も、誰を愛するかも関係なく、
私たちは共に立ち、良い未来へと向かうのです。

イギリスの政治は緊張状態にあるかもしれませんが、
この国には良いところも、誇るべきところも、
前向きになれる点もたくさんあります。

私はまもなく、生涯を通じて光栄、栄誉と思い続けるこの職を去ります。

イギリス史上2人目の女性首相……
でも私が最後でないことは確かです。

愛する国に尽くす機会を得られたことは、
最大にして、永遠に続く光栄でした。