【ワシントン共同】トランプ米大統領は23日、禁輸措置の対象とした中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)に関し「貿易協定の一部に含むことは可能だ」と述べ、対中交渉の取引材料として制裁を緩和する可能性を示唆した。
6月下旬に大阪で開かれる20カ国・地域(G20)首脳会合での米中首脳会談への意欲を改めて示した。

 トランプ氏は昨年、中国同業の中興通訊(ZTE)に対する禁輸を中国政府の要請で解除しており、同様の判断に踏み切る可能性もある。ただ当時と比べ米中間の摩擦が激化しており、中国側の出方が焦点となる。

https://s.kyoto-np.jp/economy/article/20190524000016

中国との貿易戦争、早期に終了=トランプ米大統領

[ワシントン 23日 ロイター] - トランプ米大統領は23日、中国との貿易戦争は早期に終了するとの見方を示した。

トランプ大統領はホワイトハウスで「多くの企業が中国から他の国に拠点を移すことを中国政府が望むとは考えられないため、中国との協議は早期に進展するとみている」と述べた。
ただ企業が中国から事業を引き揚げていることを示す根拠などについては明らかにしなかった。

米中は今月10日まで通商交渉を行っていたが、事実上物別れに終わっており、その後の協議の日程は設定されていない。ただトランプ大統領は、6月に日本で開かれる
20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせて中国の習近平国家主席と会談するとの見通しを示している。

https://jp.reuters.com/article/us-china-trump-idJPKCN1ST2QM