韓国側に「事の重大性理解せぬ大変な発言」河野氏が非難
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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190523-00050281-yom-pol
5/23(木) 22:39配信
読売新聞オンライン
【パリ=阿部雄太】河野外相は23日午後(日本時間23日夜)、パリで韓国の康京和(カンギョンファ)外相と会談した。
河野氏は、日本企業に賠償を命じた韓国人元徴用工の訴訟の判決をめぐり、日韓請求権・経済協力協定に
基づく仲裁委員会の設置に応じるよう求めたとみられる。
外相会談は、日本政府が20日、仲裁委設置を韓国側に要請して以来初めて。会談冒頭、
康氏は「難しい問題が解決されることを期待する」と述べた。河野氏は、韓国の外交省報道官が23日の記者会見で
「日本企業が判決を履行すれば何ら問題はない」と述べたことに触れ、
「事の重大性を理解していない大変な発言だ。こうしたことが日韓関係を難しくしている」と非難した。
同協定は、賠償問題は「完全かつ最終的に解決された」と明記しており、協定上、
韓国は仲裁委設置に応じる義務がある。会談で河野氏は、こうしたことを説明し、対応を促したとみられる。
また、両氏は再び挑発行為を始めた北朝鮮の情勢についても意見交換し、
非核化での連携を確認。慰安婦問題や韓国による日本産水産物の輸入禁止措置など、
日韓間の他の懸案についても議論した模様だ。