現金が大好きな日本に対し、世界では生産性を向上させるためキャッシュレス化が加速しています。日本も来年の東京五輪・パラリンピックをバネにキャッシュレス社会を実現できるのでしょうか。

経済産業省が昨年4月にまとめた報告書「キャッシュレス・ビジョン」によると、クレジットカードやデビッドカード、電子マネーによるキャッシュレス決済の比率はわが国では18.4%です。

新しいテクノロジーへの対応が難儀になる高齢化もキャッシュレス化の大きな障害になっています。日本人が現金を使い続ける理由は他にもあります。

失われた20年で「タンス預金」増える


国際決済銀行(BIS)のデータをもとに現金流通残高を対名目GDP比で見ると、2015年データで英国は3.7%、キャッシュレス化が進む北欧スウェーデンは1.7%です。いかに日本の現金流通割合が高いかが分かります。

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