パソナは、韓国のメガバンクや大学などが共同で実施している人材育成事業について、日本での運営を受託した。5〜6月、
情報技術(IT)に関するスキルや日本語能力を身につける「韓国IT人材就労支援プロジェクト〜職は日本にあり」と題した
研修プログラムを行っている。

韓国の4年制大学を卒業した22〜35歳の48人が参加。ビジネスの場面で役立つ日本語の勉強や様々な業界の研究、面接対策、
農業体験、日本企業が抱える課題解決など、約230時間の研修に取り組んでいる。

ソン・ビョンウクさん(29)は韓国で10社の就職試験に臨んだが、職を得られなかった。これまでに4回来日し、日本への関心が強かったこともあって
研修に応募したという。「日本文化を日々、肌で感じられて楽しい。日本で就職先を見つけるという夢をかなえたい」と言葉に力を込めた。

イ・ダヒョンさん(25)も韓国で就職先が見つからず、落ち込んでいた時に研修プログラムを知った。交換留学生として京都で半年間学んだ
経験もある。「研修で視野を広げ、日本企業の人事部などで従業員をやる気にさせる仕事をしたい」と語った。

パソナは今後も島内で、韓国を含めた外国人の若者を対象にした就業支援をしていきたいとしている。南部真希也・グローバル事業本部長は
「それぞれに適した仕事を見つけてほしい。また日本で働いた経験は母国に帰ったときに大きなキャリアになるはず」と期待。
研修のため若者が訪れることで、「淡路島の地域活性化にもつながってほしい」と話している。

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