さいたま新都心(shutterstock.com)
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今年2月公開の映画「翔んで埼玉」がロングランヒットを続けている。配給会社の東映によると、5月17日時点で動員人数は286万人、
興収は37億円を突破したという。

京都、名古屋、神戸も抜いた…驚異の大躍進の秘訣とは?

2019年4月、「生活ガイド.com」は「全国住みたい街ランキング2019トップ100」を発表した。不動の1位は横浜市で、続いて世田谷区、
港区が、それぞれ前回(2016年版)より順位を上げて2位、3位にランクインしている。

だが、このランキングで最も注目に値するのは、41位から6位へと大躍進を遂げたさいたま市だろう。これは大阪市と同位で、
今回8位の神戸市や9位の名古屋市、また前回の2位から大きく順位を落として今回11位となった京都市よりも上位。違う調査に目を向けても、
「SUUMO住みたい街ランキング2018」で、大宮(9位)と浦和(10位)がトップ10入りしている。

埼玉県の人気がここ数年で急上昇した背景として、2015年のJR上野東京ライン開通が考えられる。これにより、大宮駅・浦和駅から、
もともと湘南新宿ラインが通っている渋谷・新宿方面に加え、東京・品川方面にも一本で行けるようになった。通勤・通学しやすい環境がさらに整い、
ベッドタウンとしての需要が高まったのだ。

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