人工知能(AI)を利用して病気の診断を支援する医療機器の性能が、販売開始後に学習によって向上した場合、
厚生労働省が改めて行う承認審査の期間が短縮される見通しとなった。政府は18日までに、関連する内容を
盛り込んだ医薬品医療機器法の改正案を今国会に提出。会期中の成立を目指しており、成立を受けて
早期に実施に移す方向だ。

 最新のAI医療機器は、使いながら集めたデータで学習することにより性能がアップすると期待される。
性能が変われば改めて審査を受けなければならないが、厚労省は審査短縮により、進化した機器の
恩恵をいち早く患者や医師に届けたい考えだ。
(共同)
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019051801001176.html