‪ファーウェイの次は孔子学院か。アメリカの強まる「チャイナ狩り」留学生、研究者まで|BUSINESS INSIDER
https://www.businessinsider.jp/post-190407

中国を標的にした「チャイナ狩り」がアメリカ社会を覆っている。ファーウェイに続く新たな標的は、中国語教育の海外拠点「孔子学院」。

国防総省は「中国スパイ活動の温床」としてパージ(排除)を開始し、この1年半で全米15大学が同学院を閉鎖した。
貿易戦争に「ファーウェイ」排除……まるで米ソ冷戦時代の「赤(共産主義者)狩り」の再来を思わせるが、米中対立は「文化戦争」の様相も呈してきた。

孔子学院は、海外での中国語・文化教育を目的に中国政府の支援でスタートした「ソフトパワー」の象徴的存在。
2004年に韓国で開学したのを皮切りに、2018年末までに世界154国家・地域に548カ所に設立された。
各地域にある大学と提携するケースが多い。日本では立命館大学をはじめ2005年から15大学が開いている。

国別でトップの数を抱えるアメリカでは、100以上の大学が設立、中国語需要の高まりを裏付ける。
ただここ数年、同学院は「中国政府の意向が働き、学問の自由が保障されていない」などの批判が議会やメディアでくすぶっていた。

そんな「疑惑」に追い打ちをかけたのが、米連邦捜査局(FBI)のレイ長官が2018年2月の議会証言で、
孔子学院の一部が親中派の育成やスパイ活動に利用されている疑いがあるとして「捜査対象になった」と発言。以来、パージの動きが次々に表面化してきた。

関連ソース
‪山梨学院大学 2019/5/13
山梨学院大学孔子学院開設式を挙行しました
https://www.ygu.ac.jp/info/detail.php?id=5bwwDPIq‬;