大前提として「俺は正しい」というのがある、根拠は「俺は正しいから」
傍から見るとおかしいので否定したりされても、「俺は正しい」から聞き入れない
そんな奴だから孤立するが、「俺は正しい」ので周囲が悪い、周囲は頭が悪いと結論する
「俺は正しくて、周囲と違って頭が良い」
だから周囲の話など聞く必要がない、という結論に至る
ますます孤立する

ある日、彼と同じように孤立し、彼と同じ意見の持ち主と出会う
俺と同じ思想の持ち主がいた、つまりやっぱり周囲は間違っていた証拠だ、と結論付ける
ますます孤立するが、同士とは強く連帯する
彼のしたことが法的に罪であっても、それは法がおかしいのだと主張する
ますます孤立するが俺たちは正しい

ある日同士が、自分と違うことを言った
「俺はもちろん正しい」のだから同士が間違っている
内ゲバの開始でお互い罵り合う
一人になったが俺は正しいし元気です

この世は全ておかしい、俺が孤立している時点でおかしい
お前らの意見など聞く必要はない、だって俺は正しいから
お前らは俺の言うとおりにすべきだ、俺は正しいのだから問題はない

「アベの独裁を止めろ!」
俺は正しい