https://news.nicovideo.jp/watch/nw5282805
2019年5月10日、韓国・聯合ニュースによると、宮田亮平文化庁長官が「韓国は日本にとって兄姉のような存在だ」と述べた。
記事によると、宮田長官は開院40周年を迎えた駐日韓国文化院で9日に開かれた特別企画展示の開幕式に出席した際、韓国人記者のインタビューに応じた。
記者からの「日本に広まる韓国文化、韓流に対する考え」を問う質問には「大好き」と回答。
また、日韓文化交流の40年の成果と意味については「今日の日本の文化の根底には中国と韓国がある。だから韓国は日本にとって兄姉のような存在だと考えている」と述べた。
歴史・政治的に敏感な日韓関係の改善に向けた文化的解決法を問う質問には「人的交流が非常に大切。良い品物、製品があった時、誰が作ったのかと考えると、それはそこに住む人たちだ。それを感じて共感できれば、良い関係が成立する。新たな技術革命が起きても、根底には全て人が関わっている、だから私は今後も韓国と日本が人的交流を通じて新たな世界観を構築できると考えている」との考えを示したという。
これに、韓国のネットユーザーからは「日本にもこんな人がいるんだね」「民間交流は活性化させるべき」「政治では遠く離れても文化では親密に。文化を通じて日本人が少しずつ韓国に好意を抱くように」
「韓国政府は反日をあおっているというのに。先進国の国民らしい発言だ」「そんな風に言ってくれてありがたい。韓国は反日感情が強くて事実が歪曲(わいきょく)されている部分もあるが、長い歴史を見ると日韓は同族と言えるのでは?
だからこそ植民地支配の歴史をすっきり解決させ、未来では最高の同伴者の関係を築くべきだ」など称賛や共感の声が上がっている。
一方で「安倍首相の考えは正反対だけどね」「残念ながら日本人の多くはそうは思っていない」と指摘する声も見られた。(翻訳・編集/堂本)