ドイツの“日本人蔑視”CMが取り下げに。
ホルンバッハ社「全世界の多くの地域からは、肯定的な反応があった」と弁明
ドイツに住む日本人やアジア系の女性たちは「公園にいると『きみは一晩いくら?』などと嘲笑される。体を触られて拒絶しても“アジアの女性は西洋人男性の誘いを断らない”という偏見がある」と、根強いアジア蔑視について語っている。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5cb7cec0e4b096f7d2dbd315

人種差別と物議を醸しているホルンバッハのCM。「これが春の香りだ」と書かれている。


CMが日本人蔑視と物議を醸していたドイツのホームセンター、ホルンバッハが4月15日、問題のCMについてドイツ国内のテレビ放映を取りやめ、公式YoutubeチャンネルのリストとFacebookから削除した。

このCMは、アジア系の女性がドイツ人男性の使用済み下着の匂いを嗅ぐ姿が描かれており、制作した広告会社は「日本の文化をもとにした」などと主張していた。日本人だけでなくアジアへの蔑視であるとして署名活動にも発展していた。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5ca02537e4b0bc0daca9b2d9?8v

ただ、ホルンバッハ社が自主的にCMを取り下げたのかというとそうではない。

日本人や韓国人らから、ドイツ広告審議会にCMに対する抗議の声が寄せられ、広告審議会が「『CMのメッセージ性は、優しい目で見るべき』というよく使われる言い訳で、人種差別的なCMを正当化することはできない」として「人種、出身、性別に基づいて人を差別してはならない」という条項に違反している疑いがあると判断。


●ホルンバッハ「全世界の多くの地域は、肯定的な反応だったが、このCMに反対する煽動的な活動や署名運動の勢いが増大した」

ホルンバッハ社は、3月28日に始まったCMの取り下げを求める署名活動が3万筆を超えた4月中旬にも、取り下げについては真っ向から否定していた。

4月上旬にはホームページ上で、「全世界の多くの地域からは肯定的な反応が寄せられた」と釈明。

CMの騒動について、最初の10日間は「例外なくほとんどポジティブな意見だった」とした。続けて「しかしながらこのCMに反対する煽動活動や署名運動の勢いが増大し、特に東アジア地域からの否定的反応に、当社は直面してしまった」と受け止めを説明した。


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