「ワイルドな憲法審査を」 自民幹部発言に野党猛反発

 改 憲議論をめぐる自民党幹部の発言に、野党が猛反発です。

 自民党の萩生田幹事長代行は18日、インターネットの番組に出演し、憲法改正などを話し合う国会の憲法審査会について
元号が令和になった後に「ワイルドな憲法審査を自民党は進めていかなければならない」などと発言しました。
さらに、今の国会で憲法審査会が一度も開かれていないことについて「ここまで丁寧に我慢してきた。令和になったらキャンペーンを張るしかない」などと発言しました。野党側は猛反発です。

 「横から殴られたような感じなので、これでは信頼関係を壊すということで今日は出席いたしませんと」(立憲民主党 山花郁夫 野党筆頭幹事)

 衆議院の憲法審査会は18日、自民党と立憲民主党の筆頭が協議する予定にしていましたが、野党側は「信頼関係を壊すものだ」として欠席を通告しました。
今の国会での憲法審査会の開催は見通しが立たなくなりました。

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3651601.htm

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https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190412/soc1904120016-n1.html
 憲法改正に向けた国会の議論が停滞している。立憲民主党などの左派野党が、衆院憲法審査会で欠席戦術を続け、議論のテーブルに乗ってこないのだ。
同審査会のオブザーバーでもある日本維新の会の馬場伸幸幹事長は11日、夕刊フジのインタビューに応じ、
「左派勢力は憲法改正を政局にして、職務を放棄している。もはや、改 憲勢力だけでも改 憲協議を粛々と前進させるときだ」と語った。
 衆院憲法審査会は10日、与野党の幹事間で懇談会を開き、憲法論議を深める前段で、今後の段取りを話し合うはずだった。
だが、立憲民主党の山花郁夫氏らは出席を拒んだ。今国会では3月28日と4月3日にも懇談会の日程が組まれたが、3回連続で欠席した。