4/14(日) 8:13配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190414-00010000-biz_lifeh-sci

トイレットペーパーのセットは上から/下から問題や、GIFの読み方は「ジフ/ギフ」問題のように、エスカレーターを歩く/立つ人問題は、ショッピングモール、空港、会社、駅の出口などで日々接戦を繰り返し、争いは永遠に続きそうです。

現実の世界では、エスカレーターの片側に立つ傾向が見うけられます。歩く人は邪魔なので、立つ人と互いが少しずつ譲り合っているのです。

歩くのをやめてみたら…

2015年ロンドンの地下鉄の実験で、ロンドンの交通当局が上りエスカレーターでは、左側を歩く人用に空けるのではなく、左右共に立ったままでいるよう利用者に指示しました。

この変更によって、エスカレーターが2秒毎により多くの利用者を運べることがわかりました。

全員がエスカレーターで歩くのをやめたら、ある一定期間で28%多くの利用者を運べます。

この理由は、エスカレーターを歩いて上ると、その人の前後により多くのスペースが必要になるからです。

通常速度の街中での車の車間距離と、高速道路で必要な車間距離を比べて考えてみてください。エスカレーターを歩く人が必要な大量のスペースは、歩くことで得られる時間をすべて相殺するのです。

より多くの労力を費やし、より悪い結果を得ていることになります。

歩く人を優先すべきではない

さらに悪いことに、とても長いエスカレーターでは、ほとんどの人が歩いても意味がないとわかっています。したがって、エスカレーターの右側だけにじっと人が固まっています。

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