(社説)自由な言論 守り続ける覚悟を


自由に考え、自由にものを言う。そんな当たり前の行為が、不当に制限されることがあってはならない――。
社説でも折にふれ主張してきたことだが、民主主義の基盤を傷つける出来事が、最近も相次いでいる。
(駄文中略)

 残念なのは、こうした訴えを冷笑するような反応が一部にあることだ。

差別に反対する。政権に厳しいことを言う。憲法の大切さを論じる。
これらの行為が攻撃対象にされるとは恐ろしい話だ。

おかしな風潮を広げないためには、いつ自分も標的になるかも知れないと想像力を働かせ、
批判の声を静かに、しかし確実に上げ続けることだ。

https://www.asahi.com/articles/DA3S13973459.html